ごあいさつ・沿革

「産・学・研」の教育体制

本校は、北海道情報大学と全国に10の情報専門学校を持つ「電子開発学園」の一員です。システム開発を手掛ける [株式会社SCC] と宇宙開発の先端を担う[宇宙技術開発株式会社]から構成される『産業』、 情報化社会に向けて確かな人材を育成・輩出する[北海道情報大学] [電子開発学園]からなる『学園』、 マルチメディアを活用した情報通信の技術開発をおこなっている[北海道情報技術研究所]がおこなう『研究』、これら『産・学・研』が三位一体となった教育をおこなっています。

大分市ソフトパークに開校

1985年、大分県内初の本格的な情報処理技術者育成の専門学校として大分市ソフトパークに開校しました。本校が位置するソフトパークは、コンピューター、情報関連企業などが集積する東九州の一大メディア基地です。多くの本校卒業生が、ソフトパーク内の企業で活躍しています。

質の高い情報教育を実現

コンピューター教育の先駆者である電子開発学園は、日本で初めて通信衛星を利用した「双方向型遠隔教育システム(PINE-NET)」を導入するなど、常に質の高い教育を実現しています。1994年からは、大分で北海道情報大学の卒業資格が取得できる「大学併修科」を開設し、高度な情報技術と経営知識を併せ持った人材の育成をおこなっています。さらに本校では、各種検定・資格の取得についても積極的に指導しており、特に情報処理技術者国家試験では、毎年大分県内No.1の合格実績を挙げています。また、社会人として求められる一般常識やマナー教育、そして、近年特に必要とされるプレゼンテーション技術の養成などにも力を入れています。

就職専任スタッフによる就職指導

就職については、専任の就職指導スタッフとクラス担任が一体となり、学生一人ひとりの適性を把握して、本人と保護者の希望する就職ができるよう、 きめ細かい個別指導をおこない、毎年安定した就職実績を挙げています。情報処理企業および地域企業で、本校の卒業生が多数活躍しており、県内の企業においては「コンピューターのあるところ、KCSの卒業生あり」と言われています。

沿革

KCS大分情報専門学校のあゆみ

1985年 大分ソフトパーク(※)内に、コンピューター教育の専門学校として開校
1988年 経済産業省から「情報化人材育成連携機関委嘱校」の認定を受ける
1989年 姉妹校の北海道情報大学が開学
1991年 衛星通信教育システム(PINE-NET)による衛星授業がスタート
1994年 大学と専門学校の両方の卒業資格が取得できる大学併修科(4年課程)を開設
経済産業省から「情報化人材育成学科」の認定を受ける
2001年 「九州電子計算機専門学校大分校」から「KCS大分情報専門学校」に校名を変更
大学併修科に高等学校教諭一種免許状(情報)が取得できる教職課程を設置
2005年 大分県で唯一「高度専門士」を取得できる学科として、大学併修科が文部科学省から認定を受ける
2006年 O[IT]A高度情報化特区の認定を受ける
2008年 高速専用回線を利用した双方向対話型遠隔教育システム(PINE-NET Ⅱ)によるIPメディア授業をスタート。
2009年 大学併修科で高等学校教諭一種免許状(商業)が取得可能となる
2011年 大学併修科で高等学校教諭一種免許状(数学)が取得可能となる
2014年 文部科学省から「職業実践専門課程」の設置校として認定を受ける
2017年 IPA(情報処理推進機構)の「iCD Silver Plus認証」を取得
2019年 IPA(情報処理推進機構)の「iCD Gold★認証」を取得
2019年 大分県から「高等教育の修学支援新制度」の対象校として認定

※大分ソフトパーク/「豊の国テクノポリス計画」に基づき、1984年に頭脳情報拠点として日本で最初に建設されたソフトウェア団地。コンピューター・情報関連企業が集積するIT関連企業集合地域です。